チャネルの雑記

いろいろ語りやーす

【52.2】持病のアトピーについて。(乾燥や入浴)

その2です。

 

(前回の記事で、見ず知らずの方(そうじゃないかもしれんけど)にもスター押してもらったようです。どうもありがとうございます、とても嬉しいです。)

 

 残念ながら、アトピーが1日として、というか1時間として、自身の意識から無くなることはない。視界に傷がついていたり赤く染まった肌がすぐ入るし、かゆみ、痛みがいつもどこかにある。久しぶりにメガネを変えたりすると、視力の上昇を感じると同時に

 

「Oh…ワイの肌…」

 

となってしまうもんである。

 

 なかなか画期的な治療薬があるというわけでもなく、基本は整った生活、保湿をしてかゆみに耐えるしかない。「年齢が上がっていくとだんだんと治癒していく」という人は一定数いるようで、自分も子どものころと比べたら(精神年齢はいまも3才ぐらいなわけだが)よくなった。というか、「かくのをできるだけ耐える」自制ができるようになったと言うべきかな。

 まあ前述したように、はっきり言って自分の生活スタイルは不健康である。だから、「アトピーしんどいわ~」みたいなことは愚痴のように自分から言うことはしないように気をつけている。そんなことは、食生活や部屋の清潔さを考えながら暮らしてもなお苦しんでいる人が言える言葉だろう、と思う。

 

 アトピーの人がよく一緒に悩まされるのが、乾燥肌だ。肌のバリアが弱く、水分が不足するのでカサカサになる。朝起きるとひからびた状態なので、シャワーを浴びてすぐさま保湿。これが早く塗らないと大変で、天然のドライヤーついてんじゃね!?ってぐらいにお肌君は乾いてゆく。

 

 この水分を保つためのシャワーや入浴という行為、これがまた難しい。幼少や小中学生の頃など、

 

お湯がしみるしみる!!

 

悲鳴をあげるとかそんなレベルではない。

「グッ…ぐあああ…イッ…」

てな感じ。修行僧かよ。

はっきり言って風呂など入りたくなかった。風呂に入れば傷が痛み、シャワーを浴びれば熱湯でしみ、あがったら乾燥してかきむしりたくなる。それが敏感肌というものらしい。あと、親戚のおじさんと入ったときに、大事なところをイジられるのは勘弁してほしかった。これはあまり関係ない。

 

 大学生ごろになると、かかないように我慢することで傷が少なくなり多少落ち着いてきた。乾燥したままシャワーを浴びずに耐えるよりは、お湯を浴びるほうが気持ちいいと感じるようになってきた。

一人暮らしでシャワーを浴びるときは

「キアアアアアアキモチイイイゼエエエエエエ」

って言ってるし(原文ママ)、各地の温泉を巡るのも好きになった。温泉が好きな理由には、「自分の肌の治癒に、少しでも協力してくれないかな」

と思っているというのもある。

 

 

f:id:oreyadetalk:20210122112219j:image鬼怒川温泉。キモチエエ~~

 

浴室で叫んでるのを聞いて隣人がどう思ってるのかは知らないが…

 

 「かくのを我慢する」といったが、残念ながらかいてしまうこと自体は「気持ちいい」。これがなかなか厄介で、そのときは気持ちよくてもあとで傷になり、悩まされることになる。永遠のループである。

 

 

つづく