チャネルの雑記

いろいろ語りやーす

【29】「芸術と手紙」

はてさて今回は。面白い動画を見たので自分の思ったことを書き綴ろうかなと。

 

 

タイトルは「芸術と手紙」。

実は作者は僕の友人で、最近動画編集をはじめてこのクオリティ。会うたびに驚かせてくれるスルメみたいな男である。彼について書こうと思うととても数行では足りないので、それはまた別の機会に。

 

 さて彼が言っているのは、「デジタルの世界のなか、絵画や手紙といったものに向き合ってみる。そんな時間も大切にしたい。」といったものだ。ここでの手紙とは、どうも自筆で綴られたものを指すようだ。

 

 絵画や手紙といったものはまさにアナログ。コンピュータのない世界に存在するものだ。

そして「歴史は繰り返す」というが、「昔から存在したものが、今にヒントを与えてくれる」という意味にもとれると時々僕は思う。昔描かれた絵画が何らかのインスピレーションを与えるように。

 絵画は特に、表現者ではなく観覧者がどう思うか、それに委ねられている部分は多い。言語ですら正しく伝わるには多大な労力を必要とするのに、絵画にはそれすらない。

 

言語というものが捨象された世界で、自分は何を感じることができるか?

 

 自分は通知表の「美術」の欄が「3」だった経験がいくらでもあるような男だ。でも絵画に通じていなくても、何か感じとるものはあるはず。

これまでの人間関係、故郷、趣味…。様々な要因があってその感情は想起させられる。誘導されて起こった感情を、自分も大切にしていきたいと思う。

 

 僕が自然を好むのは、ありのままのものと向き合っている感覚があるからかもしれない。それと相対したとき、ただ「自分だけの感情」が生まれている気がする。

 

 ここで思い出されたのが、「はんこ文化」の話。「はんこには人間味がでる」といった趣旨から、お役所仕事においてはんこの使用をなくさないとかなんとか。

 言いたいことは理解できる。ただそこは合理性、効率性が優先されるべき世界だろう。「何を優先するのか」はそれぞれの物事で考える必要がある。

 

なんかまとまりのない文章になっちゃいましたね。読んでくださってありがとうございます。