チャネルの雑記

いろいろ語りやーす

【52.4】持病のアトピーについて。(友達、先生)

その4。

 

 アトピーを理由としたいじめというのは、問題として難しい。なぜなら原因は「お肌」にあるわけで、小さな子どもが自身で変えるのはあまりに難しい。親御さんにとっても歯がゆいものがあるだろう。自分のことを本当に心配してくれる親の姿を見て、子どもながらそんなことを思っていた。

 しかしそんな中で普段は元気な姿を見せることができていたのは、友達や先生のおかげである。

 仲良くしてくれた男友達のことは、本当に今でもよく覚えている。

 

 

 小学校で下校のメンバーを決める時間に、保育園で一緒でもなかったのに誘ってくれたやつ。

…帰り道ドラえもんの話ばかりしてすまなかったな。

 

 いきなり自分の家に遊びに誘ってくれたやつ。

…2階の畳の部屋、よかったなあ。映画『ジョーズ』、こわかった。

 

 カードゲームでよく戦ったやつ。

やっぱ罠カード「魔法の筒」で決めるのが気持ちいい。フッ、絶望にひれ伏した顔が目に浮かぶぜ。

 

 野球やドッジボールに誘ってくれたやつ。

ドッジボールで最後の一人になっても避けまくってたので「はよボールとってや」て言われたな。ウフフ、だってボールこええしw。

 

…と、この勢いで中学、高校、大学で出会った素晴らしい人たちのことを書いていくとそれはもう六法全書みたいな長さになってしまうので(大嘘)もう書かないが、とにかく優しいやつらばっかである。

 

 小学校のときの先生も、自分にとって安心させてくれる存在だった。特に1年、4年と2度担任になった先生は、都度都度気にかけてくれて本当にありがたかった。2年のときの先生はテストでいい点をとるとお褒めの言葉を書いてくれて、ずいぶんと嬉しかった。

 おおやばいやばい、懐古厨みたいになってきたぞ。そういや久しぶりに中学の友達からLINE来たと思ったら、投資のお誘いだったのは笑ったけどな。まず働こうな。

 

 このような周りの人々の優しさ(もちろん面倒くさいやつもいたが)に気づけたのは中学3年の頃。それまで当たり前だと思っていたことが、実はとても有り難いことだとわかった。

 それ以来、自分もできるだけ人にやさしくできる人物でありたい、またそうするように心がけている。それでもアトピーがひどいときなんかは、そんなこと考えられる状態ではないんだが。笑

 

 

 ただ、いまだに宿泊をする旅行などに一緒に行くと、多少気になることも多い。風呂のあとには保湿に時間がかかってみんなより遅れるし、朝起きて布団に 掻いたことによる血がついてないかハラハラする。もし気づかぬうちに迷惑をかけていたら、本当に申し訳ない。そして我慢してくれてありがとう。

 

つづく